ヤマトシジミがいる汽水域などの情報
日本で水揚げ量の多く誇る地域で採れるシジミはヤマトシジミと呼ばれる種類です。
有名な宍道湖のシジミもヤマトシジミです。
シジミにもマシジミやセタシジミなどありますが、ヤマトシジミの一番の大きな特徴は、生息している地域が汽水湖など汽水域に生息していることが大きな特徴です。
淡水は海水が入ってこない領域ですが、汽水域の場合には、淡水と海水が混ざり合う場所に生息していることになります。
つまり汽水域は川でいうと下流の方や汽水湖であれば、海から近く川を通して海と近い場所でヤマトシジミは生息しています。海の場合には塩の満ち引きがあるため、汽水域では塩の満ち引きに影響して塩分濃度が変化します。
満潮の時は海の海水が多く入ってくるため塩分濃度が高くなる傾向があります。一方引き潮の時は淡水が多く入ってくるため塩分濃度が下がります。
このように塩分濃度が変化しても耐えられる強さが美味しさの秘密だったりします。